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亜鉛規制強化への最適なソリューション

導入経緯

C社は亜鉛めっき専業の自動車部品メーカー。亜鉛に対する現在の放流基準値を順守されていますが、新しい放流規制値(2mg/L)が
適用となった場合には、従来の処理では達成できない可能性があるため、処理性を高めるための無機助剤(塩化第二鉄・塩化カルシウム)を多く添加して、処理していました。

それでも、処理水の亜鉛が2mg/Lをオーバーしてしまうケースがあること、それを防ぐために無機助剤の添加量をさらに増やすとなると、コストが増大してしまうため、亜鉛排水の安定した処理が可能な『Zスキャン』をご提案し、採用いただきました。

また、D社では、排水処理の難しい「亜鉛ーニッケル合金めっき」や、電解洗浄およびアルカリ脱脂などの「キレート性排水」を硫化物処理で対処されていました。ただ、亜鉛とニッケルの処理性が不充分となる場合があり、また作業の安全面からも硫化物処理を中止したい意向をお持ちであったため、特殊処理剤『Zインパクト』をご採用いただきました。

製品情報

Zスキャン

「Zスキャン」はますます厳しくなる亜鉛などの排水処理規制値に対応した排水用特殊処理剤です。塩化アンモニウム浴などの亜鉛めっき排水で、従来の処理では残留してしまう亜鉛を確実に処理します。

①従来の凝集沈殿処理に添加

②凝集沈殿処理に替えてMICRO-FLO(膜分離)システムに添加

いずれの場合にも対応ができます。

Zインパクト

「Zインパクト」は亜鉛-ニッケル合金めっき排水、強キレート性排水など、処理の難しい排水に添加し、膜分離装置「MICRO-FLO」と組み合わせることで、排水規制値を確実にクリアすることができる排水用特殊処理剤です。

解決すべき課題

課題 1 C社

放流時の亜鉛濃度は2~3mg/Lと現在の暫定規制値は問題無くクリアできていますが、適用が予定されている新規制値(2mg/L)となった場合には達成できない可能性があったため、早めに対応しておく必要がありました。

課題 2 D社

亜鉛-ニッケル合金めっき排水を既設の排水処理と混合した上で、硫化物処理を行っていましたが、亜鉛、ニッケルともに規制値をオーバーするケースがあり、安定して規制値以内に処理する必要がありました。

また、今後、若手の作業員や経験の少ない作業者でも管理できる排水処理を目指したいという目標をお持ちの中で、危険な薬品を極力使用しない処理法を確立する必要がありました。

導入効果

ソリューション 1 C社

Zスキャンを導入したことで、右の表の通り、2~3mg/Lで推移していた処理水中の亜鉛濃度が2mg/L未満で安定して処理できるようになりました。

また、無機助剤(塩化第二鉄・塩化カルシウム)の使用量を削減できたため、スラッジの減容化を図れました。

Zスキャン導入効果

ソリューション 2 D社

亜鉛-ニッケル合金めっき排水について、Zインパクトとマイクロフローでの処理を組み合わせることで、亜鉛、ニッケルともに安定して処理することができました。

また、硫化物処理では必須であった危険な薬品を使用する必要がなくなったため、排水処理のご担当者からも喜びの声をいただきました。

今後も、若手作業員でも容易に管理ができる排水処理を目指し、日々の改善を進められるとのことです。

Zスキャン、Zインパクトといった処理剤の販売はもちろんですが、めっき排水処理の技術や実績は他にも多数ございます。

亜鉛のみに関わらず、お気軽にご相談ください。

Zインパクト導入効果
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